【その4】 スウィングを止めようとしたが、クラブヘッドがボールの上を通過してしまったら?
高橋さんがティーショットをしようとしてバックスウィングからダウンスウィングに入るちょうどトップオブスウィングのところで、コースに隣接する道路から「ブー、ブー」という大きなクラクションがなりました。「えっ」と驚いた高橋さんは慌ててスウィングを止めようとしてスウィング軌道を変えてクラブヘッドがボールに当たらないようにしました。しかし、何とかボールにクラブヘッドが当たることは避けられましたが、クラブヘッドはボールの上を20cmほど通過してしまいました。高橋さんは第1打を打ったことになるのでしょうか?
- 高橋さんはスウィングを止めようとしたのだから、例えクラブヘッドがボールの位置より先に行ってしまってもスウィングしたことにはならない。改めてのティーショットが第1打となる。
- 高橋さんはスウィングを止めようとしたのだろうが、残念ながらクラブヘッドがボールより前に行ってしまったのは事実。第1打をスウィングしたことになり、改めてのティーショットは第2打となる。