名門ゴルフ場のプレー予約・イベント予約ならハッピーゴルフ

• ホーム
• ハッピーゴルフについて
• お客様の声
• よくある質問
• スタッフ紹介
• 会社概要
• お問い合わせ

「基本情報」「コースレイアウト」へ

コースの評価を決定するグリーンキーパーの手腕
シニアプロが絶賛した平川ＣＣのグリーン

2012年のシニアツアーの初戦「スターツシニアゴルフトーナメント」が、６月８日～10日の3日間、千葉県の平川カントリークラブで行われた。賞金総額６０００万円（スーパーシニアの部を含む）、優勝賞金１４００万円というビッグトーナメントで、青木功プロ、中嶋常幸プロ、尾崎建夫プロ、尾崎直道プロ、倉本昌弘プロ、室田淳プロ、芹澤信雄プロ、羽川豊プロなど、ジャンボ尾崎プロ以外の一時代を築いたそうそうたる顔ぶれが参戦した。

試合の方は、今年から日本のレギュラーツアーとシニアツアーを掛け持ちする尾崎直道プロが3日間通算8アンダーで奥田靖己プロに1打差でシニアツアー初優勝を挙げた。ビッグネームの参戦に加えて尾崎直道プロが優勝したことで、試合は大いに盛り上がり、ギャラリーもスポンサー関係も大喜びだった。

ところで、このトーナメントで注目を集めたのが、コースとグリーンのコンディションの素晴らしさである。大会が始まる2日前の6日の指定練習日と7日のプロアマ戦だったのだが、小雨模様の中ラウンドしたプロがコースコンディションの良さとグリーンのスピードに驚きの声を上げた。

日本プロゴルフ協会の大会前日のホームページに掲載されたものを紹介すると、
「コースコンディションは抜群に良く、（グリーンのスピードは）１２．５フィート以上出てると思う」（植田浩史プロ/ディフェンディングチャンピオン）
「コースコンディションが良いね。大会前の雨を考えて、グリーンが速くなりすぎちゃったみたいだね」（青木功プロ）
「コースコンディションが良すぎて困るよ。オレにはグリーンが速すぎる（笑）」（室田淳プロ）
「コースコンディションがレギュラーツアーのように良いから楽しみ」（尾崎直道プロ）
　というように、絶賛していた。

初日は快晴の下で競技が行われ、尾崎直道プロと羽川豊プロが5アンダーで首位に立ち、レギュラーツアーでも活躍していた選手が上位を占めたが、プレー中の選手からは、「グリーンが速すぎてタッチが合わない」「グリーンが速いことを計算してアプローチショットをするんだけど、ボールがスーッと転がって行ってカップをかなりオーバーしてしまう」という声がかなり聞こえた。

コースメンテナンスの質の高さが実証されたのが、2日目と最終日。2日目は関東甲信越地方に梅雨入りが発表され、冷たい横殴りの雨が吹き荒れる最悪の天候だった。選手やギャラリーの大半は、「いずれグリーンに水が浮いてサスペンディッドになるだろう」と、いつコンディションが悪化しても仕方がないという心づもりでプレーに臨んでいた。しかし、雨が降り続いてもグリーンに水が浮くことはなく、若干柔らかくなったもののスピードはほとんど変わらない状況でプレーは行われた。当然、多くの選手が荒天に翻弄されてスコアを崩したが、コースのコンディションに対しては感心しきりだった。

最終日は前日と打って変わって初日同様の好天に恵まれた。しかし、前日の競技終了後も雨が降り続いていたことから、コース入りした選手たちはどのようなコース状況になっているか興味津々の様子。そしてパッティング練習グリーンでパッティングの練習を始めたプロたちは一様に、「すごいな個々のグリーンは。初日と変わらないじゃないか」と感嘆の声を上げた。コースコンディションは前日の雨などなかったかのようだったのだ。

シニアツアーの表彰式は選手全員が感謝の意を込めて参加するのだが、優勝した尾崎直道プロはもとより、選手間でも稀にみるコースコンディションの素晴らしさを褒め称えていた。「このコースのグリーンキーパーはすごい。うちのコースに来てもらいたいくらいだ」というプロもいたほど。観戦していたギャラリーからも、「シニアプロが絶賛するほどのグリーンでぜひプレーしてみたい」という声も聞かれた。改めて、グリーンキーパーの手腕がコースの評価に大きく影響することを教えられた。

基本情報

コースレイアウト